ULTRA SLOW TREKKING

鷹ノ巣山トレッキング:頂上からの山並みと雲海が素晴らしかった!

minmsee 2014年11月30日日曜日
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6:12 鷹ノ巣山登山口出発
ヒップバッグに熊鈴をつけ、いよいよ登山道に入ります。本当の熊鈴ではなく、子供の昔のおもちゃですが、歩調にあわせてカランカランと十分な音量です。杉林の中、出だしから急な登りが続きます。

↓浅間神社入口。鷹ノ巣山3.8kmの標識。神社は言葉は悪いですがまるで廃屋のようでした。さて、ここに来るまでの登りで既に汗が出始めました。ランニング用のTシャツを半袖、長袖重ね着していましたが、半袖一丁になりました。さすがに肌に空気がひんやりしますが、無風なので歩いていれば大丈夫です。

↓杉やブナの歩きやすい道が続きます。前半の勾配が急で心拍も上がりやすいですが、道自体は余計な木の根などが少なく、とても歩きやすいです。高尾山の稲荷山コースよりも歩きやすいんじゃないかな?

↓ピンクや黄色のテープがコースのマークになっているようです。ここは1208m。

↓途中離れたところを何かの動物が歩いていました。最初大きな灰色の猫かな?山の中に?と思ったら、なんとニホンザルの群れでした。10頭ほどが落ち葉の下の餌を探しながら移動しています。私は熊鈴を派手に鳴らしながら歩いていたのですが、完全無視です。向かってこられると困るので、こちらから接近するのはやめておきました。

↓高度が上がると白樺も生えていたりして、やっぱり標高が高いんだなあと思わせます。しかし、先週の蛭ヶ岳が1673m、今日の鷹ノ巣山が1736mと、鷹ノ巣山の方が高い割には、蛭ヶ岳や丹沢山の方がよっぽど高山らしいです。鎖場があったり、背の低い笹原が続いていたり、何度もアップダウンがあったりと、厳しい要素がたくさんあるからですかね? 鷹ノ巣山は危険なところは全然ないので、天気さえ良ければまさにピクニック気分です。(※悪天候時はまったく違う様相になるはずですが。)

7:29 (1:17経過) 鷹ノ巣山避難小屋到着
あれ?意外と早く着きました。前半の傾斜がいきなり急でしたが、後半は勾配が緩い尾根を歩く感じでした。蛭ヶ岳の鎖場のような展開を予想していたので、ちょっと拍子抜けです。

↓もみのきでしょうか? 横に広がった枝がまるで腕のようです。

↓コース案内板。鷹ノ巣山山頂に行くには、正面ではなく左手の広場に進み、そこから斜面を登っていきます。避難小屋から出てきた方に教えてもらいました。ありがとうございます。

7:37 (1:25経過) 避難小屋出発
さあ、広場から鷹ノ巣山の山頂に向けて出発です。私の背中側ではテントの撤収が始まっていました。夜寒そうな気がするのですが、もちろん大丈夫なんでしょうね。

↓先に撤収して出かけた方。大きなザックが大変そうです。

↓おおっ!木のないところから富士山が見えます。頂上からの眺めはさらに凄いに違いありません。

↓そう言えば、下の方からずっとそうだったのですが、枯葉はパリパリです。昨日雨が降ったとばかり思っていましたが、違うのかな?

↓さあ、これが最後の登り!鎖場もなく通常のトレッキングです。

7:56 (1:44経過) 鷹ノ巣山山頂に到着!
奥多摩から南アルプスまで180度広がる眺望がすごい!広大!雄大!

↓まずは富士山。

↓その遠く右手には南アルプス?

↓正面は丹沢山系に違いない。ということは多摩ニュータウン、南大沢など、自宅周辺もこの方角ですね。

↓左が大岳山、右が御前山、だと思います。山の名前はともかく、今日はこの方角の雲海が見事でした。高い山からの雲海など初めて見ました。

↓富士山といろいろな尾根。どれがどれかわかりませんが。

↓頂上には20分超いましたが、その間に頂上に来たのはもう一名のみ(さっき避難小屋から登ってきた方)。8時過ぎだからまだ早いんでしょうね。頂上は緩やかに盛り上がっており、標識が最高点です。

8:17 (2:15経過) 鷹ノ巣山山頂から下山開始。
来た道をそのまま戻るので、帰りの写真はほとんど省略です。登りと変わらないので、周りをじっくり見て歩くという感じでもありません。緩やかな下りが気持ちいいので、トレランの要領で軽く小走りで下りました。途中何名か登ってくる方と挨拶しながらすれ違います。

↓落ち葉がフカフカ。でも、落ち葉の地面に近い方は湿っているようで、おかげで斜面ですべって転んでしまいました。やっぱり落ち葉は危ないです。

↓頂上から下り始めたあたりで冷たい風が強くなり、あわてて小休止してウィンドブレーカーを着込みました。でもしばらく走ったら暑くなり、気温も上がってきたので、結局は元と同じく半袖Tシャツになりました。それでも暑い暑い。

↓神社の前を自転車を担いで登る方が!奥集落までは激坂ですから、自転車で登山口まで来ることだけでも大変だと思いますが、その上あの急な登りを担いでくるとは!なぜ、なんのために?どこまで行くのでしょうか? まさか頂上?

↓杉林を抜け、奥集落が見えてくると登山口間近です。人里はやっぱりほっとします。

9:40 (3:28経過) 登山口到着
↓今日大活躍の(熊)鈴。おかげで熊には出会わずに済みました。猿には会ったけどね。

蛭ヶ岳と比べてみました。全て半分以下です。どうりで物足りないわけです。
  • 距離   8.1km (蛭ヶ岳 19.5km)
  • 上昇   875m (蛭ヶ岳 1980m)
  • 下降   862m (蛭ヶ岳 1966m)
  • 時間   3:28:00 (蛭ヶ岳 6:59:48)
  • カロリー 1670kcal (蛭ヶ岳 3963kcal)
次の記事では今回の奥集落〜鷹ノ巣山コース含め、登山についてちょっと考えてみます。

James Splayd 2 days ago
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John Dufry 2 days ago
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